百笑おじさんの暇つぶし
キューバ流有機農業を体験
ニックネーム: シャチョー
投稿日時: 2012/03/01 13:09

3月1日6時にキューバのハバナ港に入港。
7時30分過ぎに税関検査を終え、貸切バスにてハバナ市内の熱帯農林研究所を訪問し、施設の見学とキューバの有機農業に関するレクチャーを受ける。
その後バスに乗り45分ほど走行し、オルガノポニコ農園を訪問

(写真奥は施設  手前は我々だが奥の人は市民達) 
有機農業についてレクチュアーを受ける。
1962年キューバ革命後、アメリカによる経済封鎖によりあらゆる物資が輸入出来なくなり、農薬や化学肥料などの農業資材も入手出来なくなり、国民はたちまち食糧難に陥った。
都市内の有休地は市民に貸し出し、畑作りを推奨している。ただ土地は石灰岩が多く耕作には不適地。そこで枠を作り、その中に有機肥料入りの土を入れる。そこで植物を育てる為に、ありとあらゆる使える物を堆肥化しなければならなかった。化学肥料を使わない有機農業、農薬を使わず害虫の駆除にはコンバニオンプランツや有益昆虫類の増殖を考えてきた。

都市住民との共生には農薬は絶対使えない!  
この考え方がいつの間にか世界最先端の持続可能な有機農業国になった。    
何と、そこで大活躍しているのが「ニームの木」
まさかここで出会うとは夢にも思いませんでした! 沢山写真も撮りました。
昨年はバングラデシュまでニームの木を見に行く段取りまで考えた・・・・あこがれの木に会えて夢の様な一日でした。
本日23時過ぎにはアフリカのセネガルのダカールへ向けて出航。  
10日間のクルージングです。


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