夏も本番をむかえましたね。各地で夏祭りの季節しょうか…
山形のまつりといえば「花笠まつり」
明治・大正の頃、山形県村山地方で歌われていた「土突(どんつ)き唄」が元唄となり、大正8年頃に尾花沢(山形県)郊外のかんがい用溜め池工事の際に、土突(どんつ)き作業をする時に調子を合わせるための作業歌に「渡り土方」が歌う船方節や八木節などがミックスされて、新しく歌われた土突き歌が「花笠音頭」だとされていますが、現在のように賑やかな伴奏を入れて民謡化したのは昭和(しょうわ)の初期のころだそうです。笠のまわし方や動かし方が、当時の作業の様子を表しているんですよ。
その花笠まつりを目前に、ほとんど毎日のように踊りの練習をしているこどもたちです。学校行事や習い事、そして花笠の練習は学校とサークルの2枚のわらじ。タレントさんなみのスケジュールです。
毎年のことながら、私は花笠の仕上げをしています。昨年は丈夫に作ったので、今年は傷んだ花を取換えるだけになりました。
上の子は6年生最後の晴れ舞台。ふだん練習に付き合えない分、きれいになった花笠で頑張ってね。
仕上げは、ボンドでコーティング。こうしてあげると丈夫で、手が痛くならないそうです。
ヤッショウ マカショ シャンシャンシャン
8月5日、いよいよ本番です