家族でpotager
|
梅雨も明けていないのに、夏のお話。 1年間使われるこの菅笠は、農閑期の冬に作られるって聞きました。この手作りの菅笠。花笠踊りではこの笠を躍らせることで、華やかさと花笠にまつわるストーリーを語っているのです。 子どもたちに言わせれば、このままの方が軽くて滑りにくいので扱いやすいのですが、パレードを終える頃には破れ笠になってしまい、その後に踊るときには何かカッコ悪い感じなのです。 そこで、この菅笠にコーティングをするのが私流!いわゆる「木工用ボンド」でコーティングをしてしまうんです。雨にも強く丈夫になるって思っていると、扱う子どもたちは「重い」「滑る」…などなど、苦情も@@ 下の子は皮膚が弱いので、ささくれて指を怪我することもなくいいとも思っているんだけどなぁ〜 下地処理もできるだけ薄くしたところで、お花の取り付け。1年間使うので、上部な骨部分や補強しながらバランスよく固定していきます。 センターにひとつ、その周りに5個とりつけるのですが、骨が五角形でないので難しい@@ 笠を舞わしたときにこの鈴が「ヤッショウマカショウ」「シャンシャン」と唄と同時になるんですね。 ハリガネで手や膝元を怪我しないように、ホットボンドでカバーしていきます。 コーティングからパーツの取り付けまで、1週間夜なべのと〜さんでした。 さてさて、新しい笠が舞う日は、ひと月早く見れそうです。 |