山梨県『デザイナー・アントン』の庭ブロ
次世代ウッドデッキ
ニックネーム: アントン
投稿日時: 2013/03/05 09:16


アントンのウッドデッキ専門担当より電話が入った!

“ウッドデッキやフェンスに最適な素材を見つけてしまいました。”
(少々興奮ぎみ・・・)


送られてきたFAXには・・・
<環境にやさしい、次世代WOOD>というタイトル。

でた・・・と一言!


「環境にやさしい」とか「エコ」なんて言葉は
この業界では、“あたりまえ体操”。

とにかく、こういうフレーズには耳にタコができている。
※「ホント!・・・」と言われると。。。

しかし、このWOODはちょっと違うようだが・・・。
“良く資料見ておくね・・・”

また暇な時に・・・とそのままに!

と・・・
先月中旬。
お得意様のI様(奥様)よりTEL
“ウッドデッキをリフォームしたので、相談にのってください・・・”

ありがたいお電話!

おっと!思いだした。。。
「あたりまえWOOD」!?
(ちがうちがう・・・)
本当に良いのか?徹底的に調べてみよう!

次世代ウッドデッキ


デッキ材といえばレッドシダーやサイプレス材が一般的。
これより硬く、長持ちする木材となるとアイアンウッドといわれるイペ、ウリンなど。
アイアンウッドというくらいだからとても堅く、水に沈んでしまうほど重い。
加工や施工も困難で、なおかつ濡れると表面が滑る!
フェンスなどは倒れた事を考えると少々怖い感じがする。

でも・・・手入れや耐久性を考えると・・・ウリン材が良いでしょう!
とお薦めしてきた。

そこで、
W次世代WOODWは商品名を「リュクスウッド」といって
その処理工程はフィンランドで開発されたサーモウッドと同じだ。

つまり薬剤を一切使わず熱と水蒸気だけの高圧乾燥技術によって作られるのです。
特徴として、
☆耐久性、耐腐食性が高い 
☆寸法安定性に優れている 
☆樹液が出ない等々があります。
☆ヒビが入りにくい。


ちょっと待った。
それでは、これまでのタンモク(エステェック)材とイッショでしょ!

●素材がやわらかく表面のキズが付きやすい!
●色を塗らないと、パナパサした表面で醜い!
●木の節をパテで埋めているので耐久性が不安!


それが・・・「リュクスウッド」では、
フィンランド製サーモウッドは柔らかい針葉樹で作られているので、
デッキ使用では耐久性に問題がある。
これに対しリュクスウッド
メルパウという東南アジア産広葉樹で作られている。
ウリンのように堅すぎず柔らかすぎずで上記の欠点をすべて補っています。

最終手段・・・知り合いに様子を聞きました!
“数年経ってみないと何とも言えないが・・・
資料などでの評価はとてもいいよ!”

ウッドデッキやウッドフェンスには理想的なハードウッド材のようですね。

早速、
I様に素材の説明とデザインのご提案。

昨日、ご契約頂きました。
アントンにて初めての『リュクスウッド・デッキ』

施主様にご協力頂き。
施主様の感想含め、
今月末にはご紹介いたいと思います。



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