アボカド庭のおはなし
アボカド庭とアボカド亭。
ニックネーム: サラ
投稿日時: 2013/10/06 16:28


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ウチの庭のシンボルツリーは、大きく育ったアボカド。
ずっと以前の住人がタネを芽吹かせ
直植えしたところぐんぐん背丈を伸ばしましたが
一度台風の強風で倒れてしまったそう。

 
 
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でも倒れた幹からまたまっすぐに芽を伸ばし
あらあら、という間に5本の幹はすくすくと成長しました。

そのアボカドにちなんで
我が庭を「アボカド庭」と命名。

そして家は「アボカド亭」。
どちらも呼び方は「アボカドテイ」ですね。


そのアボカドと並んでいるクスノキ。
どちらもとんでもない高さになってしまいました。

光沢のある鮮やかな葉は見ていて気持ちいいのですが
お隣さんの家をやや暗くしてしまっていますし
倒れでもしたら何より危険なので
思い立って剪定を頼みました。

その時来てくださった剪定士さんは樹木医さんでもあり
若いのにしっかり経験を積んだ方でした。


その後、その樹木医さんにネット上で偶然にも再会し
さらにご自身の業務ブログで公開告白(!)をしてくださいました。

そして現在、お付き合いは続いており
お互い相手のことを知るにつれて
どんどん大好きになっていっています。


その彼にとって現在住んでいる実家は
仕事の拠点であるため「戻る」場所、
私の家は週末ごとに「帰ってくる」場所、となったようです。

我がアボカド亭は中くらいの高台の静かな住宅街にありとても静かで
遠くかすかに聞こえる車や電車の走る音よりも
鳥や虫たちの鳴き声の方が大きいくらい。

東隣は大きなビワ畑、そして周囲の家には穏やかな方達が住まい、
住人の気配は感じられても声や騒音もなくひっそりとしており
そういった近隣関係のストレスはほとんどゼロ。

南側は1階2階ともすべて窓があるため明るく、
窓からは広い庭が見渡せます。
昼間は遠くに青く光る瀬戸内海が広がり、夜は街の夜景が美しく
環境的にも申し分ない心地よい場所です。



週末土曜日、彼がアボカド亭に帰ってきます。
この日を待ちわびて彼は毎日の仕事に励んでいます。

私も彼に会えるのが待ち遠しくてたまらない。

そして、たった数日離れていただけなのに
顔を見るとうれしくてたまらない。


一緒に食事をして「美味しいね」とにっこりしあう。

アボカド庭をゆっくり歩き、ベンチに座ってぼんやり緑を眺める。

私が冗談やツッコミを入れ、彼が思わず爆笑する。

一緒にPCを見ながらスイーツのお取り寄せをしてみる。

「今すごく幸せ」と素直に気持ちを伝えると、それに笑顔で応えてくれる。

お互いを大切に思い、大事にしたい、と心から思う。


とても平和で、穏やかな気持ちです。


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