昨日は、午前中は、災害時トイレの設置訓練が行なわれました。
公園内には、災害時用のトイレが17基作られています。普段は蓋をしてあって、使うことは出来ません。発災したら、蓋を開け、1基ごとにテントで囲い、簡易トイレにします。水が使えない想定なので、当然、汲み取り式です。
トイレを作ったのも、テントを用意したのも、行政機関であり、公園ではありません。公園は、トイレ設置の場所と、テントの保管場所を提供しました。しかし、いざ発災したら、結局そのトイレを使えるように組み立てるのは、その時そこにいる公園スタッフになると予想されます。
工事は1年ほど前に完了していましたが、最近やっと、テントが納品されました。そこで、いよいよ、行政機関の担当者と公園スタッフが一堂に会して、実際に一度トイレを組み立ててみようということになったわけです。いざとなったら、一人でもやらなければならない作業なので、皆、真剣に取り組みました。うまいこと出来てるなぁ、と感心したり、慌てないでちゃんとできるかなぁと、ちょっぴり心配になったり。
しかし、一番に思ったことは、実際にやってみることがとても大事だということでした。やってみて初めてわかる不具合や注意点、危険なことや足りないもの。話を100回聞くより、1回やってみるほうが、ずっと有効ですね。訓練はとても大事だと、皆、つくづく思いました。
午後は、ついでに、その災害時トイレの周辺の、ツツジの刈り込みや低木の剪定を行いました。よし、きれいになったぞ。これでこの辺は、しばらくはOKと。終了!