昨日は久しぶりに打合せで千歳市に行ってきました。 例のパンクのおかげで、応急タイヤの為高速道を走れず36号線を通って行くと・・・ 千歳市ではお祭りが開かれていました。 (慌てて撮ったので分かりづらいですが) 出店をヒヤかしたい気持ちで一杯でしたが、打合せ時間が迫っていたのでガマンです。 そう言えば・・・ 私の住んでいる某所も、9月のこの時期はお祭りが行われます。 未だイベントがそうない子供時代、午前授業で学校が終わるとお小遣いを持ってお祭り広場に急いで行ったのを思い出しました。 相撲大会やのど自慢大会、そして映画の上映等、当時の私の心はウキウキ状態 しかし・・・小学生だった私は5時には帰宅しなければならず・・・ 夜は親と同伴でなければダメという時代。 しかし、両親共仕事をしており、いつも弟と留守番という日常でした。 そんな或る年(確か小5の時)、父親が珍しく早く帰宅し『お祭りにでも行くか?』と言ってくれたのです。 注)私の父親は、昭和の亭主関白オヤジで、子供をどこかに連れて行くというのはあまり無く、いつも一人でどこかに遊びに行ってしまう人でした。 親父の異変にドギマギしながら、再びお祭り会場へ・・・ 神社の入口には、わた菓子屋があり、何故かカブトムシが売っていました。 ※当時、昆虫ショップもデパートにもカブトムシは売っておらず、実物を見たのが初めてでした。 昼間、何度も見たカブトムシ、その想いは膨らむばかり。 しかし、お小遣いはすでに使い果たし、当時 オス800円 メス400円位と昭和の小学生にとっては゛高値の花゛ そして、意を決してオヤジに『これ・・・ほしいな・・・』 げんこつがくるとヒヤヒヤしていると、何と! 珍しく、素直(?)に買ってくれたのです。 それもオス・メス2匹のかご付きで。 普段子供に無関心で、自分の好きな事をやっている父親でしたが、たまに信じられない行動に出る時がありました。 例えば・・・ ・当時の小学生の憧れ、ツノダのTU号をいきなり買ってくれたり・・・ (なんと5段変速、ウィンカー・テールライト付・しかもラジオ・スピードメーター付) ・天体望遠鏡を買ってくれたり・・・ ・オヤジが最も嫌いなエレキギターも買ってくれました。 (同級生で一番早かったです!) ・そして、学校祭出演が決まると、アコギまで・・・ でもでも・・・ オヤジの買い物って、いつも店員に゛これいくら?゛と聞くのです。 プライスカード付いてるでしょっと、つっこみたくなるのですが、どこでも値段を聞いて値切るのがタマにキズでした。 そんなオヤジですが、「カブトムシ」を買ってくれた時は本当に嬉しかったです。 しかし・・・ 秋が深まり、冬に入ると・・・ ご伝言 手稲区のN様 今週中に芝刈りして下さいネ by.CP・N