弱っている桐の木があったので
みると 「てんぐ巣病」にかかっていました。
キリは成長が早く、種子も風によって
とばされるため、
思わぬところから生えて、
どんどん大きくなります。
てんぐ巣病というと、サクラがよく知られていますが、
色々な植物に発生します。
ただし、病原菌は植物によって異なります。
サクラはタフリナ菌というカビの仲間ですし、
キリはファイトプラズマという細菌の一種です。
カメムシがキリのてんぐす病の菌を運ぶともいわれています。
カメムシだけでなく、アブラムシなど
汁を吸う昆虫が、色々な病気をうつすことがあるようです。