枯れかかったライラックをみると
害虫が発生していました。
メイガが発生し、葉が食べられてしまったようです。
見ているとスズメが飛んできました。
写真ではわかりにくいのですが、
口に緑のものが見えました。
ライラックを飛び回り、
害虫を採ってくれているようです。
少し前に、スズメの数が減っているという
新聞記事もありましたが、
我々のもっとも身近にいる野鳥のひとつではないでしょうか。
木や作物についた害虫を食べてくれる益鳥でもあります。
18世紀、プロシア(今のドイツ)の王様が
好物のサクランボを食べるスズメを駆除したところ
豊作になるどころか
逆に害虫が大発生してしまい
サクランボは収穫できなかったそうです。
自分の非を認めた王様は
鳥を保護したというお話があるそうです。
自然もそうですが
何事もバランスが大事ですね。