飛騨高山エクステリア工事日誌
エゴの猫あし
ニックネーム: コージエリア
投稿日時: 2009/07/15 07:15

エゴノキに実がなる季節になってきました。

そんなエゴノキにこんな実がついています。

エゴノネコアシフシ

まるで小さなバナナのようですが
じつは エゴノキの実ではありません。

虫こぶ(虫えい)といって
虫が入り込むことによって、植物が形を変えたものです。

正式には「エゴノネコアシフシ」といいます。

猫脚に似ていることから名付けられたのですが
誰が猫の足にたとえたのでしょうかクエッションマーク

エゴノネコアシアブラムシが芽につくことによって
虫こぶがつくられます。

虫こぶをとって半分に割ってみると
中にアブラムシがいます。

ただし、このアブラムシは触ると
刺されるらしいのでご注意をビックリマーク

エゴノキの実はこちら

エゴノ実

丸い実が可愛らしくぶら下がっています。
サポニンという成分が含まれており、
昔は石鹸に使ったり、魚を捕るのに使ったりしたようです。
(サポニンで魚を捕るのは今はダメです。)

虫と植物の関係も不思議なことが一杯です。

高山市役所の近くにある
ポッポ公園の入口付近にも2本のエゴノキがあります。

一度観察してみてはいかがでしょうか。目


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