飛騨一之宮 水無神社のイチョウです。 写真は少し前のものですが、そろそろ黄色くなってきたのでしょうか? 樹齢約800年といわれております。 樹高 10m 幹の周りは4.4m 高山市指定の天然記念物です。 かつて落雷の被害にあい、真ん中の幹は折れたようです。 その周りの枝が元気に伸び、 木の勢いは良いようです。 幹の折れた所から腐りが入り、幹は空洞のようです。 一部亀裂が入り、台風のときなど少々心配です。 神社の方も心配されたようで、養生がしてありました。 鳥が運んできたのでしょうか イチイなどが幹から生え、寄生木となって樹冠を形成しています。 寄生木の根は地面まで伸びているようです。 幹にはイチョウ特有の 乳と呼ばれる、気根状のものがありました。 幹の中は腐朽していても、周りは生き生きと伸びている 樹木の不思議さを感じます。