「森の巨人たち100選」にえらばれた大きなイチイです。
樹高25m 幹直径2.2m 樹齢2000年といわれています。
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高山市一之宮町のツメタ谷という谷にあります。
ここは高山市を経て富山湾へと流れる宮川・神通川の源流です。
地名を付けた「ツメタ谷の大イチイ」という呼び名のほうが一般的なのでしょうか。
まわりにも巨木が立ち並び、あまり大きく感じませんが
すばらしい巨樹です。
イチイという名前は
昔、天皇が使う「しゃく」(昔の貴族が手に持っていた木の板)をこの木でつくったところから一位(の位)を授けられ名付けられたといいます。
「しゃく」につかうイチイを取れた山を「位山」といい
この木のすぐ近くにあります。
現在でも天皇が即位の際に使う「しゃく」を位山の天然イチイからつくり献上しているそうです。
イチイは岐阜県の木、高山市の木でもあります。
高山市には伝統工芸品「一位一刀彫り」があります。
近年、材料となる太いイチイが少なくなっていると聞きます。
地域にある材料を大切に守り、使いたいですね。