今年は 地震のほかにも 天災として 台風が よく上陸しましたね。
幸い 当社の施工したお客様のところは 大きな被害がなく 安心しました。
しかし
「カーポートやテラスの屋根が飛んだ 」 「木が倒れて フェンスをつぶしてしまった」「物置が倒れた」など 強風による被害の相談が 台風直後より 多くなりました。
メーカーさんや問屋さんの営業さん達も この処理に追われ 大分 お疲れモードのようです。
天災には いつも「想定外」がつきものですが 適切な商品選択 適切な施工を 少しでも多くのお客さまに主張できるよう 我々の「想定の範囲」を広げる努力が必要ですね。
さて 先日 ご自宅の庭工事をさせていただいたお客様から 「勤務先のカーポートが壊れたので 来てほしい」との相談がありました。台風が襲来してから 数日後のことです。
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カーポートの柱と梁が見事に壊れていました。
屋根部分が まるっきりありません。
「どこに いきましたかね?」
「もしかして 道路の方にでも飛んで行って 役所の人達が 安全の為に 片づけてくれたのかも?」
などなど 話をしていると 向こうの畑で作業していた農家の人が
「おーい 屋根が こっちにころがってるぞー」と 声をかけてくれました。
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屋根が 100mも先のにんじん畑の中にに このままの形で ころがっていました。
お客さんとその屋根を担いで 持ち帰ってきました。
「この屋根が 近くの家に飛んで行ったり 車にぶつかったりしていたらと思うと ゾーとしますね」
改めて 最初の写真を見てほしいのですが このカーポートのすぐ上には 電線が 通っています。屋根は カーポート後方の畑へ 飛んで行きました。どうやって この電線をかいくぐって コンクリートの塀を乗り越え 飛んで行ったのか 「????」です。
現在 一部の商品を除き カーポートは 10年前の物に比べれば 強度が増していると思います。
古いタイプのカーポートや風当たりの良いところなどは ぜひ 補強をお願いいたします。