千葉 エクステリアマートの「交建知愛」
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薫陶を受ける
ニックネーム: やっちゃん
投稿日時: 2009/05/31 01:01 |
先日 学生のころから お世話になっている 金田重興先生 (剣道教士七段 現在 山武市教育長 山武剣道連盟会長)より 直に 教えを頂いた。 「おい お前は 「半段の教え」という言葉を知っているか?」 「いいえ 初めて聞きました」 「それは まずい。子供たちを指導する者は すべからく この言葉を知っていなくちゃだめだ」 「半段の教え」とは 剣道の稽古で 相手が 初段なら 初段半、二段なら 二段半、三段なら 三段半、というように 教える者より 半分だけ 強い力で 相対し 相手の力を うまく引き出してあげることなのだ ということだった。 なるほど 確かに 自分も 上の先生方と稽古するとき 圧倒的な力で 押さえこまれるのは とても つらいし 終わってみると 得るもの少なしということも ある。 昨日の 小学生との稽古で この言葉を 意識しながら やってみたが とても つらい。 相手に合わすのではない。 その子の力を 正確に見極め うまくチャンスを 作りだして 力を引き出すようしなければならないのだ。 こっちが へとへとになった。精神的に。 「教える」のではなく 「こちらも教わる」という謙虚さが 必要だ。 いま 流行りの「コーチング理論」も 言っていることは 同じことだ。 「半段の教え」は 仕事や家庭などあらゆる場面で 意識しなければならないことなのだ。
先生は このようにも おっしゃった。 「山岡鉄舟の本に こんな言葉が 書いてあった。「人生のすべての問題は 剣道の理合で 全て説明できる」 私も本当にそうだと思うよ」
下手の横好きと言われている僕の剣道ですが 大人になってから こんなご指導を受けられるだけでも 価値があるってものです。文字通り 有り難し
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