本日は 立春 ほとんどの天気予報が 「暦の上では春ですが・・・・・」と言っている 今 外には 小雪が舞っている。 底冷えのする立春となった。 去年の2月4日は 「立春から工事してね」という依頼で 庭に人工芝を張る工事をやっていた。 立春は 土をいじる商売にとって ターニングポイントのひとつである さて ターニングポイントといえば 先日2月1日に 友達が結婚した 後輩でもあり 仕事仲間でもある彼が 41歳にして 結婚することになり 周囲一同 大変喜んでいる 結婚は 人生の重要なターニングポイントだ。 しかし 僕は 彼のターニングポイントは 少し前にあったと思っている。 少し 不思議な話なので 彼に許可を得るべきかどうか迷うが 僕は その結果が良い方向に向かっていると思っているので 僕の想いも含めて ご紹介する。 彼の家は 九十九里浜近くにあり 三世代で暮らしている。ご両親ともども 大変な働き者 人柄も良い 3月11日 あの地震 そして 津波 彼の家に 津波が押し寄せた 僕もお世話になっているお父さん(親方)は 年老いたおばあさんが 津波の中避難できないと判断した上で 覚悟し 家族を逃がした後 おばあさんを 二階にあげ 家に残ったそうだ。 幸い 津波は 2階まで来ず 家族みんな無事だった。 しかし おばあさんは しばらくして 亡くなられた。 おばあさんが亡くなって 間もなく 彼は 仕事中に 屋根から落下し 大けがを負った。 あわや 命を失うか 一生寝たきりになるほどの事故 事故のことを 聞いた時 僕は 「なんで こんなに不幸が続けざまに彼を襲うのだ」と 天を呪った でも 地面に叩きつけられる直前 針金か鉄筋のようなものがズボンにほんの少し引っ掛かり 急所をわずかに外してくれたそうだ。 見舞いに行った僕は その話を聞き 「この前亡くなったばあさんが 守ってくれたんだね」というと 「自分もそう思う」と ベットの上で彼がいったのを 今でも はっきり覚えている 彼は 回復した。 女っ気があるのかないのか 周囲からはよく分からなかったが 今回 めでたく結婚につながった。 ぼくには 霊感はないが 結婚式場のチャペルや披露宴会場のどこかに 彼や彼の家族を身守っている力がいて 今 この時を見ているのではないかと 二次会が終わるまで ずっと思っていた 今回の話は 僕が 勝手にそうだったに違いないと思い込んでいる彼のターニングポイントの話ですが それでも彼と彼の家族のこれからが 大変楽しみです