この数日 新聞には ナチスのアウシュヴィッツ収容所70周年の記事が多く載っていた。
僕が この収容所の名を初めて聞いたのは 高校の世界史の授業。
三年生の冬 千葉で開かれていた「アウシュヴィッツ展」を ひとりで見に行き 衝撃を受けた。
あわせて 日本軍の化学兵器部隊「731部隊」の本も読んだ
「今は昔」という昔話のはじまり文句があるが いま 刻々と「歴史」となる事実が 積み上げられている。
ヒストリー と ヒステリーは たった一字違い
「怒りの感情」だけで 歴史が 積み重ならないことを 願うばかりだ。
長女の高校受験のついでに 歴史や地理の教科書を見てみると 僕らの時代の教科書と一部違っている。
「歴史は 塗り替えられる」という文句は 白鵬が 大鵬の大記録をやぶったときのように偉業についてだけ使いたい。