朝 高校に通う長女を駅まで車で送る 6時台後半の電車だが もう道には 学校に通い始めたばかりの小学校一年生をはさみながら 集団登校の列が歩いている 一年生は ランドセルに黄色い交通安全のカバーをつけているから すぐわかる 長女の時は 近くの6年生の女の子(僕の同級生の娘で とっても良い子)が しばらくの間 家まで迎えにきてくれていた。 「嗚呼 うちには もう ランドセルを背負う子供がいなくなっちゃったなあ なんか なんとなく さみしいなあ」 末娘が 小学校を卒業し ランドセルを見送ることがなくなってしまったのだ。 そんなことを思いつつ カラフルなランドセルの列を 大きく避けて 車で追い抜かした