本日は 指導している少年剣道の冬季大会です。
本日の会場は 九十九里浜のすぐ近くなので 僕の住んでいるところよりは 2〜3度暖かいと 言われているのですが やっぱり 寒い。
子供たちも 素足の先を 真っ赤にしながら ウオーミングアップをしています。
僕は 本日 審判です。
剣道は 夏も冬も 同じ格好ですが 審判も 夏冬同じ格好です。(さすがに 夏ズボン 冬ズボンの違いはありますが)
審判は 試合中は 選手の動きに合わせて 位置を 移動しますが 移動を止めた時は 基本的には 直立不動の姿勢です。
当然 寒いです。
当然 一日立っていると 腰が 痛くなります。
審判用のスラックス(色が 決められている)の下に スキー用のタイツを履き 腰に貼るホッカイロをつけて 挑みます。
ヤバイ ただでさえ ズボンがきつくなっているのに さらに キツイ。
これ以上 太ったら このズボンとも おさらばだ・・・・
昨春ごろから 剣道を始めた子だと この冬の大会あたりから 試合にデビューする子も多いです。
試合で 何年もやっている強い子と いきなり当たってしまうと ほぼ 直立不動のまま 何もせずに ひどい場合は 声も出さないうちに 一瞬で 負けてしまうことが 時々あります。
早いときだと 約3秒くらいで 試合が 終わってしまいます。
野球で バッターボックスに直立不動で立っていたって 3秒では 終わらないでしょう。
確かに 悔しいでしょうし 周りの人たちも がっかりでしょう。
しかし
これが 悪いことかと言うと 剣道では それほど 悪いことではないと 僕は 思っています。
ごちゃごちゃと やって 「粘った 粘った」とうれしがっているより 「剣道とは 一瞬で勝ち 一瞬で負ける 勝負なんだ」 と 本人も 周囲の人も 認識した方が 良いと 思っています。
このような負け方をした子たちが 悔しさから 強くなりたい と思った時 ドンと 直立不動で 構えて 受け止められるように なりたいものです。