大変ながらくお待たせをしました。 更新が遅れるばかりで恐縮です>_< さて前回のウィズリーガーデンに続きまして、日が変わって今度は・・・ハチミツ色のレンガで有名なコッツウォルズ地方のヒドコート・マナー・ガーデンへ向かいました。 今はナショナルトラストの管理に入っているのですが、元々は個人所有のお庭だったというから驚きです。 入園してすぐ右手に見えたのは樹齢200年を超えるという松の木でした。 園内に居たガーデナーさんに聞いたところそこに人が住み始めた時からという事だそうなので、歴史ある大木です。 中に入っていけば行く程、プライベートガーデンだったとは思えない程の広さにびっくりしました。 また自然の中に溶け込んだ造りは、街中のガーデンとはまた違った、落ち着きと荘厳さを兼ね備えたガーデンという印象を受けました。 園内は多くのヘッジ(生垣)で区切られていて、少しばかり迷路のような造りでした。ヘッジの境界を渡り歩いて行く度に、その先に見える興味深い像やトピアリー、オブジェが誘うように導いてくれます。 少し解りづらい場所に、マイナスイオンたっぷりの森林浴ができるエリアがありました。ガーデン巡りに行ってながら個人的にはこの場所が一番印象に残っているのですが、喧騒から離れ、鳥の囀りを聞きながら爽やかな風を浴びたあの感覚は忘れられません。近くに欲しいです(笑)もしかすると、ヒドコートに行った人でも、この場所に気付かずに帰る人もいるかも知れません。是非とも体感して欲しいですね。 最後にキッチンガーデンを見て周ったのですが・・・管理をしていたガーデナーさんが声を掛けてきました。 「あなた、日本から来たんでしょ?」と、こっちに来てごらんという声に付いていくと・・・ そこには!Eda mame Shiso Shungiku Mizuna Komatsuna と書かれた杭が!! 今年ヒドコートに新しく仲間入りした野菜でした。名前はそのままなんですね(笑) いつも当たり前に見て食している植物が逆にイギリスで注目されているという・・・そんな貴重なお話も聞けました。 温暖化のせいかイギリスでも気候の変動が激しいようで、今まで育ってきた植物がうまく育たなかったり、逆に新しい植物や品種にトライする事も多くなってきているのではないでしょうか?! この日は朝方雲行きが怪しかったにも関わらず、途中で最高に良い天気になりました。というのが、先生の話を聞いたところ過去に十数回来たけど、今日が一番天気が良いとの事でした。 ありがたや、ありがたや・・・ 当日、午後からはキフツゲート・コートへと向かいました。歴史を感じさせながらも、現代的ガーデンの要素も多く含んでいる興味的なガーデンでした。 それではまた次回お楽しみに^^