みなさんこんにちは 山口です。
傾斜地を広げる 第2回目は 鉄骨造で作った場合です。
コンクリートで作成しようとした場合にベース幅が取れなく、断念する人が少なくありません。
そこで、鉄骨で作った場合は?と言うと・・・・・。
先日、役所へ行きまして、鉄骨造にて作成した場合の申請の有無等々を数部署回ってきましたが、
申請の必要はない!
とのことでした。
下部に駐車場を作るなどの場合は上部が屋根とみなされ建築面積に含まれます。
また、切土や盛土などにならないため、造成にも当たらず。と言う見解です。
もし間違っていたら、ご連絡願います。
地面に接する基礎を作成しその上に鉄骨造で。
ブレス(筋交い)を入れて転倒防止、荷重の分散を図ります。
鉄骨だと錆びる恐れがあると言う心配な方は、亜鉛メッキ塗装をお勧めします。
いわゆるU字溝のグレーチングで使用している。溶融塗装です。
15cm角のH鋼で長さ3mとすると、柱1本でおよそ+¥15,000加算となります。
その上にウレタン塗装をすれば、錆びの心配はあまり無いかと思われます。
床はデッキプレート(スーパーの立体駐車場の天井に張ってある、
ぎざぎざな鉄板みたいなもの)の上にコンクリートを打設することで、強度が増し、
その上に土を30cmほど盛ることで植栽もできます。
コンクリートの上に土って・・・・。と心配でしょうが、実際にはコンクリートの上には単粒砕石
(30〜40mmの少し大きめな砂利)をのせ、その上に透水シートをかぶせ、水が浸透するようにすれば
水はけはOKです。当然コンクリートの端部数箇所に集水口をつけて下部に雨水等を流す排水も設けま
す。
絵が載せられなかったので、どんな感じなのか知りたい方は、御相談ください。
お伺いしたお客様のところでは、その場で図面を書いて説明します。
費用は・・・長さ13m高さ5mで幅3m広げた場合 (消費税別)
コンクリート擁壁で¥14,000,000- (山留め、既存間知石解体・確認申請費含む)
鉄骨造で¥5,300,000- (外周フェンス・鉄部メッキ塗装+ウレタン塗装含む)
となります。 これはちょっとやりにくい現場の事例ですので、
現場の作業環境に応じて増減があります。ご参考ください。
次回は 格安に広げる!! 編です。 お楽しみに