こんばんは
いつもご覧いただきありがとうございます
保土ヶ谷区の間知石積み擁壁工事の第8回目です。
この工事は、お客様がいろいろな業者に見てもらい、
機械が入らない、狭い等々の理由にて10数社から断られたようです。
近所の方も、「いろいろな業者が見に来るのよね〜。でも工事始めないからまた断られたのかなと。」
いう状況です。
工事中に近所で道路工事を行っていた会社さんも、
「うちも見に来たんだけど、できないって断っちゃったよ。」と
今あるコンクリート壁が邪魔しているんですよね。。。。
ということで、壁の撤去工事のお話です。
高さ2.4Mの壁ですが、

基礎のベースはこのブロックの上。道路より1.2M上にあったんです。
山留めをして、間知石を積みましたが、ベース部分が間知石の裏込めコンクリートにあたってしまうため。
また、上段に行くと、擁壁自体が間知石自体と当たってしまうために、壊すこととなりました。

そこで今回使用したのは、ハンドクラッシャーです。
壁の厚みは200oもあったので大きめサイズの機械を使用しています。
重いので、クレーンでの吊りながらの作業です。

油圧の力によりコンクリートの壁を壊します。
これを使用すると、騒音がほとんどなく、ほこりも少ないという利点があります。
以前、総合病院の壁の解体でも使用しました。

半分ぐらい壊し終わりました。

壊しては土を掘り下げて、の繰り返しです。

掘り下げた土は、掘削する機械では上にあげられない高さになってしまい、
またクレーンを使用して上に土を上げています。

ようやく、間知石擁壁の裏込めコンクリートに干渉しない高さまで撤去でしました。
この擁壁を壊すのに、2週間かかりました。
機械の使用料がかなりかかっています
。
山留板を撤去して、また、石積みの再開です。
本日もご覧いただきありがとうございました