現在、朝倉氏遺跡の中で作業している
版築(はんちく)工
情けない話、最初は版築?聞いた事ないし、
なんの事やらさっぱりでした。
土壁や建築の基礎部分を堅固にする為の
昔からの工法です。
ざっくり説明すると
今はセメントと言う便利な物がありますが、
セメントの無い時代には、この版築と言う
工法で土を固めていたようです。
今、朝倉氏遺跡で作業しているのは
粘性土:石灰:バラスの混合土です。
しかも、何種類も試験施工して、より良い物を施工します。
常々思いますが、こう言う事を考え出す、作り出す
先人の知恵には、本当に頭が下がります。