お問い合わせで一番多いのが、「目隠しが欲しいんです。でも、あまり手のかからない木で大きくなり過ぎない木で・・・」というような内容のものです。
目隠しですから、ある外から家の中が見えないように、四季を通して葉がしっかり混んだ感じで繁っていてというのが基本ですが、あまり大きくなり過ぎないというと、成長が緩やかな木がいいですよね。若干矛盾するところもあって少し難しいのですが、今回スカイペンシルがいいのではないかと思い、写真を撮ってきました。
スカイペンシルは、イヌツゲの品種で、一見遠目で見るとコニファーに似ていますが、よく見るとツゲの葉の形をしているんです。でも、葉や枝の付き方がお行儀よく上向き!コニファーのように刈り込む必要もなく、成長も1年に10pほどしか伸びませんので、ほとんど剪定の手間がありません。ペンシルという名前がなるほどと納得のいく樹形です。横には広がりませんので、目隠しにしたい度合いによって、木と木の間の幅を決めます。生垣のように完全に覆ってしまわなくても、20-30pくらいの感覚で植えていくのもおしゃれだし、意外と目隠しになります。