昨日は楽しくゆっくりとした元日を過ごされましたでしょうか?
我が家は、帰省をしまして、実家でゆっくりおばあちゃんと親戚と過ごしました。皆さんも、いい三が日になるといいですね。
さて、 本日は、樹木屋 毎月恒例の 1月の庭木のお手入れ方法 をお届けします。参考にしていただけたらと思います。
1月は、ほとんどの樹木が休眠状態です。枝の芽は防寒のため、樹木自身が固い鱗片をまといます。特に落葉樹は、春に芽吹くために、この冬の寒さに当たることが必要なのです。地球温暖化が進む昨今、冬の暖かい日に、樹木が芽吹いたり、花を咲かせたりする“狂い咲き”を起こすことがありますが、そういうことを起こさないためにも、これを機会に家庭内で温暖化防止策を考えてみるのもいいですね。
水遣りについては、植え付け直後は別ですが、それ以外は、さほど水を要さない時期です。鉢植えなら週1度くらいのペースで、樹木の様子を見ながらあげましょう。庭植えも同様ですが、場合によっては、時折振る雨のみで、水遣りが不要です。とにかく根っこがずっと湿った状態はよくありません。表土が乾いたら水をあげるペースを掴みましょう。
肥料も、根の活動が鈍っているため、不要です。ただし、カエデ類は既に根が活動を始めています。寒肥を施してあげましょう。
移植については、土が凍てたり、雪が降ったりするような地方では少し様子をみますが、そうでなければ、落葉樹は作業ができます。乾燥した風を避けるため、作業後の風除けや支柱には注意をしましょう。
最後まで樹木屋のブログをお読みいただきまして、ありがとうございます。寒い日が続きますが、風邪などひかれませんように、お過ごしくださいませ。