樹のある暮らし
ナナミノキ【常緑・高木】葉の入れ替わり時期
ニックネーム: 樹木屋
投稿日時: 2013/04/18 05:51

相変わらず人気の常緑樹。目隠し用途やら、忙しい生活なので秋の大量の落ち葉を避けたいとか、、、いろいろな理由で毎日、常緑樹のお問い合わせなどをいただきます。そろそろ常緑樹も本格的にいい季節になってきました!

さて、こちら、納品待ちのナナミノキ常緑樹のシンボルツリーです。

 [画像] よく季節性のある野菜や果物、お米などの出荷で、採れる作物と作物の間の入れ替えを「端境期」と呼びますが、庭木の世界では、常緑樹の葉の入れ替わりを「葉境」とも書けるなと思います。常緑樹は、一年に何回か葉が入れ替わりますが、冬から春にかけての「葉境期」が一番葉が少なくなります。寒い冬に、体力を考えて葉っぱを落とし、春に芽吹いてくるまでの間に、葉が少なくなりがちな時期だからです。時々、葉が少なくて大丈夫と心配の相談を受けますが、よくよく見ていただければ分かるように、春の新芽がもうたくさんついています。

[画像] もう数日すれば、この芽がぱーっと開いてきて、繁々としたナナミノキが見られることと思います。

その年の冬の寒さの状態や春に暖かくなるタイミングによって変わってきますが、樹によって出荷する前にご説明をさせていただいています。自然との対話で一時的にこういう時もありますが、無理に調整することなく、木自身が自分の体力と相談して、バランスを取っていますので、安心して植え付けてくださいませ。

 庭木・植木総合専門サイト:シンボルツリーの樹木屋


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