伍福園の庭ブログ〜南信州
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1ヶ月ほど前、蒔いたワイルドフラワーたちがようやく芽 が出始めました。 本来は10月頃蒔くのが良いのですが、色々あり11月という 大変遅い時期の種まきでした。発芽は無理かもと思っていましたが 元気よく芽を出してくれました。 昨日発芽の様子を確認した時なぜか、「希望」という言葉が心に 響きました。 この種子は、カスミソウ、アイスランドポピー、サポポナリア等20種類 の秋蒔き種子。ガーデンデザイナーの二宮さんより、陸前高田の花畑 プロジェクトで使った種子と同じ種類のものを少し分けてもらい蒔きました。 植木や花の苗を植えるのとは異なり、蒔いた種がこのように発芽する 姿は感動します。無事に寒さに耐えてくれるといいのですが、、、。 秋蒔きの種子はやはり寒くなる前にできるだけ根を伸ばし、ロゼット状 に地面に張りついた状態で冬を越すのがベストですが、今回は1ヶ月 遅くまだ発芽したての状態。冬を越すのはかなり難しいと思われる。 昨日は、雪でワイルドフラワーの畑も白くなりました。 霜柱で、芽が持ち上げられているところも見られました。 そのまま何もせず春を待つのも、せっかく発芽した苗たちがかわいそう ということで、本日寒冷ネットをかけることにしました。 遅く蒔いた事も反省しますが、なんとか希望が持てる様今できることをして 春まで見守りたいと思います。 ネットをかけている向こうに見える山は南アルプス。 今朝の南アルプスは雲ひとつなく澄んだ山並が見れました。 冬景色になってきたスイートガーデンでした。
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