毎日暑い日が続きますね。 今年の暑い夏は、寒地芝(ベント・ブルーグラス)にとっては 厳しい夏です。冬も緑の芝は夏の暑さは苦手。病気も発生 しやすくなります。ブラウンパッチ病やピシウム病が多く発 生しています。 一方で暖地芝(コウライ・野芝・ティフトン)にとっては、今年 の暑い夏は散水さえきちんと行えば、病気も少なく良い 状態になります。 しかし時に水やりをしっかり行っているのに芝生が枯れた 様になる事ありませんか?! 実は地中の虫が悪さしている事の方が多いのです。(8月) まずはスジヨトウ。 大発生すると芝が広範囲に茶色くなり枯れます。 次にシバツトガ。 成虫は頭が細長く芝生の周囲をよく飛びます。 いずれも幼虫が根を食いあらしますが、夜行性なので見つ かりにくいのが特徴。 対策は市販の薬(スミチオン、スティーンガー、フルスイング )等を散布(噴霧又はジョロでもOK) 大切に管理してきた芝が、今の時期茶色くなったら地中の 害虫を疑ってください。 人も植物もこの暑い夏を頑張って乗り切りましょう!