伍福園の庭ブログ〜南信州
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日本一の桜名所、高遠城址公園の桜も満開を迎えており 伊那市内も大変渋滞していると聞いております。 高遠の桜は大変有名ですが、「六道の堤」ろくどうのつつみ は隠れた桜の名所となっています。 六道の堤は、ガーデンスケープ芽生(伊那展示場)より5分くらい のところにあり、高遠城址公園へ行く手前にあります。 学生時代伊那に住んでいたこともあり、ここの場所は知っていましたが、 当時は、花見宴会となれば六道の堤を通り過ごし高遠城址公園へ 行っていました。 最近になり、高遠城址公園も人が多く行くまでに大変苦労しますし、 年を重ねたせいか、落ち着いた場所が好きになってきました。(笑) ゆったりと眺めたい方には六道の堤がおすすめ!! 「六道の堤」は静かに桜を眺めることができ、また西駒ケ岳を背景に いい写真が撮れる場所としてお気に入りです。 数日前に訪れましたが、県外車も数台見かけました。 江戸時代末期に高遠藩が窮乏する財政を打開するために 神田開発をし、その建設途中につくられた堤だそうです。 (1849〜1851年) 昨年より堤の改修工事が行われており、水はありませんが 本来は堤の水面に映る満開の桜が、南アルプス、中央アルプスの 白い雪と美しいコントラストを見せてくれます。 中央の島には水神様があり、また赤松が生えて美しい風景です。 伊那高遠城址公園へ桜を見に行き、その後訪れると少し 和みます(ほっとします)。 でも高遠城址公園の桜はやはり日本一ですけど!! 高遠の桜ともうひとつの隠れた名所「六道の堤」でした。 |