伍福園の庭ブログ〜南信州
桜の名所高遠城址公園近く「六道の堤」
ニックネーム: 伍福園の庭ブログ〜南信州
投稿日時: 2010/04/15 21:13

日本一の桜名所、高遠城址公園の桜も満開を迎えており

伊那市内も大変渋滞していると聞いております。

高遠の桜は大変有名ですが、「六道の堤」ろくどうのつつみ

は隠れた桜の名所となっています。

六道の堤は、ガーデンスケープ芽生(伊那展示場)より5分くらい

のところにあり、高遠城址公園へ行く手前にあります。

学生時代伊那に住んでいたこともあり、ここの場所は知っていましたが、

当時は、花見宴会となれば六道の堤を通り過ごし高遠城址公園へ

行っていました。

最近になり、高遠城址公園も人が多く行くまでに大変苦労しますし、

年を重ねたせいか、落ち着いた場所が好きになってきました。(

ゆったりと眺めたい方には六道の堤がおすすめ!!

「六道の堤」は静かに桜を眺めることができ、また西駒ケ岳を背景に

いい写真が撮れる場所としてお気に入りです。

数日前に訪れましたが、県外車も数台見かけました。

江戸時代末期に高遠藩が窮乏する財政を打開するために

神田開発をし、その建設途中につくられた堤だそうです。

(1849〜1851年)

昨年より堤の改修工事が行われており、水はありませんが

本来は堤の水面に映る満開の桜が、南アルプス、中央アルプスの

白い雪と美しいコントラストを見せてくれます。

中央の島には水神様があり、また赤松が生えて美しい風景です。

伊那高遠城址公園へ桜を見に行き、その後訪れると少し

和みます(ほっとします)。

でも高遠城址公園の桜はやはり日本一ですけど!!

高遠の桜ともうひとつの隠れた名所「六道の堤」でした。


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