伍福園の庭ブログ〜南信州
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イチイ(一位)の樹と梅古木が仲良く、共存しています! 近くで見ると・・・・ 梅古木のうろ(空洞になったところ)にイチイが根を伸ばし、 共存しています!! まるで、梅の木がイチイをおんぶしている様です。
こちらは、現在お庭のリフォームでお世話になっているお客様の樹です。 実は、数日前お客様と着工前に伐採する樹と残す樹を確認しましところ、 「この樹も伐採してください」 とお客様から言われ、よーく見てみると珍しい形で、 梅とイチイが一つの樹になっている樹でした! 「これは珍しい樹だから絶対に残しましょう!!」とお願いして、 残す樹となりました。
イチイの樹は、生長が遅く太くなるまで年数を要します。 きっと、梅の背中に種子が落ち長い年月で、育ったのではと推測されます。 イチイ(一位)はかつて材で高官の持つ杓(しゃく)をつくったことからついた 名前たそうで、縁起の良い樹、高貴な樹ともいわれています。 また梅も邪気をはらう縁起の良い樹です。 となれば・・・この一体化した樹は、大変縁起が良い樹となります!! 家の宝として大切に管理していきたい樹です。 珍百景は本日作業中の お庭リフォームの現場からでした。
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