営業で外にでると時折美しい農園を見かけることが
あります。
昨日、打合せで行った豊丘村でのことです。
思わず車を止め写真を撮ってきました。
植えてあるのは渋柿。地元名産の市田柿をつくります。
根元にはマルチングとして藁が円状に規則正しく並べられています。
木の樹皮は、害虫の越冬を防ぐため手作業で剥ぎ取られて白く
輝いています。枝が鹿やシマウマの足に見えてきます。
機械で 耕されたであろう畑は、
枯山水の砂紋の様に規則性ある線がみえます。
足跡も見えないし、耕す方向も無駄のない機能美。
ただ生産するのではなく、通る人にも楽しませてくれる畑です。
畑の持ち主は、詩人でしょうか。
美しい農園風景でした。