私は、朝が早い時は、通勤途中の鶴橋駅構内のそば屋さんで待ち時間(7分間)に、そばをよく食べてたんです。
その時いつも私は、プラスチック製のお箸で食べるのがイヤで、割りばしをもらってたんです。
本当によく寄っていたので、いつの間にか私が来たら自然と割り箸もセットされるようになったんです。
半年ぐらい週3ペースで寄っていたと思います。が、しかし、ある日を境に全く寄れなくなってしまったのです。
それから今朝ですが、7か月ぶりぐらいに、そば屋に行ったんです。
見たところカウンターに知った顔もなく、誰も残ってないんだなぁと思いながら、そばを注文して、今日はプラスチックでしゃーないなぁと思っていたら、なななんと!そばの横には割り箸がそえられてるではあ〜りませんか!
これは、いったい誰の仕業だぁ?嬉しすぎるやないか〜!って感じで周りを見渡しました。
が、知った顔はやっぱりいない、みんなプラスチックなのに私だけに割り箸が?もう電車の時間がくる、食べなきゃ。でもわからない!
ご馳走さまの後は、セルフサービスなので洗い場に食器を返しに行きます。その時、その奥のほうに知った顔がありました。間違いないっ!あの人が、さりげなく置いてくれたのです。
挨拶したくて目線を送ったのですが、ひたすら下を向いて手を動かされていました。でもあの人は絶対気づいています。
私には感じとれました。まず7か月ぶりの私を覚えている事がビックリなのに、さらにこんな2重3重のしぶい気配りされたら、たまりませんわ〜。
こんなそば屋は、当たり前ですが、永久に不滅でしょう
味もいい、人もいい完璧な店でした。
最後に一言、早くこんな仕事ができる人間になりたい。そして店にしたい!
P・S このお店のスタッフの方とは一度も、会話も挨拶もかわした事はございません