庭石と石畳を磨く仕事初日、
午前中はマツ、ウバメガシ、サクランボ,カキ、などの手入れ。
昼前からいよいよ「磨き」にかかりました。
で、仕事の流れとしては
一、高圧洗浄で、ひととおり汚れや苔を落とす。
二、それでも石自体の黒ずみが目立つなら、グラインダーで石の表面を削る。
三、細部をワイヤブラシ、刷毛で仕上げる。
といったことを作業員(今日は三人でした)で手分けして進めるわけです。
が、ここで、大きな壁にぶち当たりました。
そもそも「庭石を磨く」というのは、池の掃除やタイル・塀を洗う、といった作業とは異なり、
あまり一般的ではありません(少なくともわしらにとっては)。
そのため、作業する三人(せっかちMAXの親方、勝新太郎似のベテランさん、わし)の役割分担と
はかどり具合がうまいこといきません。
水道の水をタンクにとりつつ、せっかちMAXの親方が高圧洗浄のホース先を担当し、残り二人でグラインダー、ワイヤブラシを駆使して追っかけるようにしてみたものの、20分もすると、タンクの水が尽きてしまうのです。350か500リットルのタンクにしとけばよかったと後悔するばかり。
しまいにはグラインダーとワイヤブラシが先行する箇所も出てきました。
高圧洗浄は仕事がきれいで早いけど、広い範囲にわたると、莫大に水を必要とするんです。
グラインダーとワイヤブラシは手間がかかるけど、滞りなく止まることなく仕事がすすみます。
うさぎと亀みたいなもんですね。
明日はもっとコンビネーションうまく、やっていきたいもんです。