わしゃあ、植木屋じゃけぇ。〜広島己斐の庭師のブログ〜
高圧洗浄vsグラインダー、カギはタンク水量。
ニックネーム: 己斐の猿飛えっちゃん
投稿日時: 2010/10/04 19:55

庭石と石畳を磨く仕事初日、

午前中はマツ、ウバメガシ、サクランボ,カキ、などの手入れ。
昼前からいよいよ「磨き」にかかりました。

で、仕事の流れとしては

一、高圧洗浄で、ひととおり汚れや苔を落とす。
二、それでも石自体の黒ずみが目立つなら、グラインダーで石の表面を削る。
三、細部をワイヤブラシ、刷毛で仕上げる。

といったことを作業員(今日は三人でした)で手分けして進めるわけです。

が、ここで、大きな壁にぶち当たりました。

そもそも「庭石を磨く」というのは、池の掃除やタイル・塀を洗う、といった作業とは異なり、
あまり一般的ではありません(少なくともわしらにとっては)。

そのため、作業する三人(せっかちMAXの親方、勝新太郎似のベテランさん、わし)の役割分担と
はかどり具合がうまいこといきません。

水道の水をタンクにとりつつ、せっかちMAXの親方が高圧洗浄のホース先を担当し、残り二人でグラインダー、ワイヤブラシを駆使して追っかけるようにしてみたものの、20分もすると、タンクの水が尽きてしまうのです。350か500リットルのタンクにしとけばよかったと後悔するばかり。

しまいにはグラインダーとワイヤブラシが先行する箇所も出てきました。

高圧洗浄は仕事がきれいで早いけど、広い範囲にわたると、莫大に水を必要とするんです。
グラインダーとワイヤブラシは手間がかかるけど、滞りなく止まることなく仕事がすすみます。

うさぎと亀みたいなもんですね。

明日はもっとコンビネーションうまく、やっていきたいもんです。




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