わしゃあ、植木屋じゃけぇ。〜広島己斐の庭師のブログ〜
セリの結果は、二勝二敗。
ニックネーム: 己斐の猿飛えっちゃん
投稿日時: 2010/11/02 19:32

秋の大市の日。

ですが、わしはマツ、カシ、ウバメガシ、モミジ、モッコクのある池の庭の手入れの一日でした。

今年の夏の暑さは、どうやら、マツにとっては、とても良かったみたいで、

例年以上にフサフサと繁っていました。

池の庭といっても、数年前、お客さんの要望で、水を抜いて、真砂土で埋められています。

池にかぶさるように植えられた木の手入れは、足場を組んで養生したり手間のかかるものですが、

水面だったところが土になると、一気に仕事し易くなります。

が、やっぱり水があるほうが、庭が呼吸している感じはします。

紅葉するモミジが水面に映るところを、縁側に座って見たいなあ。


で、話は競りへ。
色石のつくばい、写真より実物の方が暗黒色が強いです。
色石のつくばい。寸法は小さくても、口が大きめで、容量もかなりあります。
つくばい二点、予算内で競り落とせました。

市では、ことごとく同じおじさんと競り合いになったらしく、

目を付けていた、もう二点のつくばいは、わしの予定価格を大きく超えて、

そのおじさんに持っていかれたそうです。

残念でしたが、手に入ったつくばい達の嫁入り先を考えると、楽しみになります。


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