池のあるお庭の手入れに入っています。
門冠マツと、アプローチにかぶるウメ二本がメインで、
池の向こうの築山にある、直幹マツと紅梅などが見どころのお庭です。
マツに登ったきり下りてこないせっかちMAXの親方に対し、
わしは、アプローチ沿いに並ぶ背丈級のヒイラギモクセイの生け垣と、樹高四メートルでやや枝張りのあるウメの剪定を
二丁拳銃で ( 十尺と四尺の脚立で ) 同時進行させていきます。
ウメは、できることなら、年二回ハサミを入れたい木なのですが、
それを年一回の剪定で保つというのは、なかなかの作業です。
(でもスポンサーあっての商売なので・・・)。
例えて言うなら、
テーブルとイスの並んだ部屋を掃除する際に、
いったんテーブルなどを逃げて、掃除機をかけるか、
それとも置きっぱなしで掃除機をかけていくか、
くらいの違いになるでしょうか。
とは言え、ウメは、和の庭には欠かせません。
そんな作業中、表から掛け声が聞こえてきました。
五穀豊穣、子宝祈願 ( だったと思いますが ) の
「亥の子祭り」でした。
「はんじょせぇ、はんじょせぇ ( 繁盛せい、繁盛せい ) 」の応援を受けて、ますます張り切っていきたいなあ。