「天気予報、最近よう当たるのぅ」 と昨夜、植木屋友達と話したばかりなのですが、 予報どおり、夕方から本降りです。 今日の手入れ現場は、滝口そばにモミジ、流れの終点にマツ、の 枯山水のお庭でした ( 本日の写真は携帯で撮影したせいか、なんだかボンヤリしていますが・・・ ) 。 紅葉も終盤、落葉気味の葉をほとんどそぎとってしまいます。 実はこのモミジ、ヤマモミジにノムラモミジの枝を接いで、二種類の葉を楽しめるのです。そのため、枝によって枝の伸びが微妙に違って、手入れも枝ごとに少しずつ変えることになります。 紅葉も、赤が濃い枝が、ノムラモミジです。 接ぎ木は、植木を「作る」場合には、頻繁に行われます。 例えば、ヤブツバキ ( 赤 ) に絞りやピンク、白などの枝を接いで、多色のツバキにしたり。ウメやアンズなどでもそうです。 柑橘類などの果樹では、欠かせない手法ですね。 そんな二種モミジに、こんなものが・・・。 巣を見て何の鳥か分かるほど詳しくないのですが・・・。 残念なことに、うまく生まれてこれなかったみたいで、 卵は小さな穴が開いて、乾き切っていました。 人の住む家の庭で、命を育む鳥たち。 庭木は生き物みんなにやさしい存在です。