海の近く、時折、磯の香りが風に乗って運ばれてくる町でお仕事です。
滝口から三段構成の枯山水の主庭、門冠マツのある玄関周りの前庭、かつてかまぼこを作っていた石臼を、手水鉢として据えた坪庭、と全部で3か所の庭のあるお宅の庭の手入れです。
今日は、主庭です。
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紅白のナンテンを見て、
「いいお正月を迎えたいなあ、おせち料理楽しみだなぁ」
なんてことを夢見つつ・・・。仕事に集中しなければ・・・。
せっかちMAXの親方はいつものようにクロマツにかかりきり、
わしは、滝口てっぺんのキンモクセイから、蕾だらけのツバキ、モミジなどにハサミを入れていきます。
黄色になってきたアヤメ類の葉も、地際から刈り取っていきます。
磯の香りに混じって、ロウバイの甘い香りも漂ってきました。
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咲き始めています。蕾もたくさんつけていました。
茶花用に植えられている何種類かのツバキやワビスケも蕾だらけです。
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団子状に、もぶれついていますね。
刈り込みが終わり、三時すぎに、ようやくマツの応援に回ることができました。
日没いっぱい、マツが見えなくなるまで粘り、主庭のメドがたったところで、本日の作業は終了。
明日は、ピンク色の実をつけたマユミやマキ ( ラカンマキ ) の植わる前庭にかかります。
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マユミの実のように弾けた気分でお正月を迎えるためには、今からの3週間が勝負です。