わしゃあ、植木屋じゃけぇ。〜広島己斐の庭師のブログ〜
ひとまずの区切り
ニックネーム: 己斐の猿飛えっちゃん
投稿日時: 2011/01/22 21:26

実用の茶庭づくりは、

開始から丸々一週間、今日でひと区切りです。

既存のタイルアプローチの撤去に始まって、

庭木の移植・つくばいの据え付け・石畳・焼き杉板塀、

そして腰掛待合 ( 待屋 ) の下地と、骨組みまで。


本日は、昨日の袖垣のやり直しと、枝折り戸、待屋の外壁下地作業でした。

枝折り戸と袖垣ほぼできあがり

枝折り戸 ( こちらは既製品を使用しました ) と創作四つ目垣、右側が創作袖垣です。

塵穴と袖垣裏から

袖垣の裏手の軒下に作った塵穴も、
昨日よりは良くなったかなぁ。

昨日の状態 (「待屋は順調ですが・・」) と比較していただくと変化が一目瞭然です。

塵穴は完成

袖垣の足下の石積が気になっていました。

袖垣ほぼできあがり
袖垣ほぼ完成上から

朝、しっかりと選んできた石を使えたので、
やっぱり昨日よりは良くなったかなぁ。


待屋は、外壁の下地はできたのですが、

待屋外壁下地塗り

新たな問題が浮上してきました。
内側の壁なのですが、

問題の内側の壁

防水紙とラス網を貼って、左官するには、十分な厚みがとれないのです・・・( ご存じの方も多いでしょうが、合板に直接左官はできないので、防水紙とラス網の厚さを考えないといけなかったのです ) 。
柱の面まで左官すればいいかな、と思って余分の厚みをとっていませんでした。
早く気付けばよかった・・・。

解決策として、
内装で使う、聚楽のようなクロスを貼るか ( その場合のためにパテで下地の処理はしてみました ) 、
ラス網なしで左官できる防水シートをボンドづけして、左官をかけるか・・・。

ひとまず、待屋工事は、
板金屋さんにお願いする部分の ( 板金はわしらの専門外なのです ) 、
屋根のカラー鋼板を仕上げてから、
にかかることになりました。

内壁、どうしようかなぁ・・・。
いい案があったら、だれか教えてください・・・。


前ページへ | 次ページへ
コメント(2) | コメントを書く
足あと
このブログのトップへ