実用の茶庭づくりは、 開始から丸々一週間、今日でひと区切りです。 既存のタイルアプローチの撤去に始まって、 庭木の移植・つくばいの据え付け・石畳・焼き杉板塀、 そして腰掛待合 ( 待屋 ) の下地と、骨組みまで。 本日は、昨日の袖垣のやり直しと、枝折り戸、待屋の外壁下地作業でした。 枝折り戸 ( こちらは既製品を使用しました ) と創作四つ目垣、右側が創作袖垣です。 袖垣の裏手の軒下に作った塵穴も、 昨日よりは良くなったかなぁ。 昨日の状態 (「待屋は順調ですが・・」) と比較していただくと変化が一目瞭然です。 袖垣の足下の石積が気になっていました。 朝、しっかりと選んできた石を使えたので、 やっぱり昨日よりは良くなったかなぁ。 待屋は、外壁の下地はできたのですが、 新たな問題が浮上してきました。 内側の壁なのですが、 防水紙とラス網を貼って、左官するには、十分な厚みがとれないのです・・・( ご存じの方も多いでしょうが、合板に直接左官はできないので、防水紙とラス網の厚さを考えないといけなかったのです ) 。 柱の面まで左官すればいいかな、と思って余分の厚みをとっていませんでした。 早く気付けばよかった・・・。 解決策として、 内装で使う、聚楽のようなクロスを貼るか ( その場合のためにパテで下地の処理はしてみました ) 、 ラス網なしで左官できる防水シートをボンドづけして、左官をかけるか・・・。 ひとまず、待屋工事は、 板金屋さんにお願いする部分の ( 板金はわしらの専門外なのです ) 、 屋根のカラー鋼板と樋を仕上げてから、 壁にかかることになりました。 内壁、どうしようかなぁ・・・。 いい案があったら、だれか教えてください・・・。