実用の茶庭、本日おさめとなりました。
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二重露地の茶庭が、茶事でどのように使われることになるのか、
シミュレーションしてみました。
一、寄付 ( よりつき ) から露地 ( 外露地です ) に出て、
腰掛待合 ( 待屋 ) で亭主を待ちます・・・。
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( 待屋前にはツゲ。その足下にはヤブラン、サツキ、タマリュウを
土留めとして植えました ) 。
二、待屋から内露地へ・・・、
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茶室から出てきた亭主と、
内露地と外露地の境界となる
枝折り戸のあたりで、対面することになります・・・。
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焼き杉板塀の内露地には、イロハモミジを植えました。
( 落葉の時期なので存在感が薄いのですが、
春から秋にかけては、内露地に木陰を、茶室には葉影を落としてくれるはずです ) 。
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三、つくばいにて手と口を清めてから
( かけひの周りには、トクサ、ハラン、
ヒイラギナンテンなどを植えました ) 。
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四、茶室に歩みつつ、
塵穴を見て・・・ ( 茶事当日は、竹箸も置いてあるはずです )
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五、茶席入りです・・・。
茶庭って、「茶の湯」の全体からすると、
ほんの一部なのですが、
細かなところまで、亭主が心配りして、お客さんを迎える場所なのです。
茶の湯は、奥が深いなぁ・・・。
茶庭づくり最終日、
ラスト写真は、わしの思い入れで据えた石を・・・。
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ひねくれてるけど、
どこかのお庭で、しっくり置いてもらえるところがあれば、
と思っていた石です。
またお手入れで訪ねた時には、
もっとなじんでいてくれればいいなあ。
二重露地の使い方
