名をとるか、実をとるか・・・、 体裁か、現実か・・・、 はたまた、そこまで悩む話でもないのか・・・ ( たぶん、そう、でしょう ) 。 午前の部は、ケヤキの剪定 午後は、寒肥と薬剤散布 二つの現場をゆとりもって回った一日でした。 ただ、ゆとりがある、ということは、 考える ( 思い悩む ) 時間ができてしまう、ということになってしまうのです。 ( 厄介な性分です・・・ ) 。 午前中のケヤキの現場にて、 剪定後の切り口には、トップジンを塗っておきました。 ちなみに右のカルスメイト ( 歯磨き粉くらいの粘性があって、垂直面でもしっかり塗れます・・・ ) は、防水・腐り防止目的、 トップジンは、それに加えて、抗菌効果も期待できます ( ペーストといっても、やや液状です・・・ ) 。 この現場で、今日一つ目のジレンマを抱えます。 「このケヤキ、倍くらいの高さで自然体にしてあげたいところだなぁ・・・」 ( 体裁をとるか ) 。 けれども、 植えられた場所に応じて、枝張りを縮めることも必要なのです・・・。 ( 現実をとりました 、たとえ幹の太さと枝張りのボリュームが、アンバランスになったとしても ) 。 午後の現場にて、 本日用意した肥料は、 骨粉入り油かすとリサイクル発酵肥料です。 薬剤は、マシン油を約100倍に薄めて使用します。 二つ目のジレンマですが・・・、 施肥をするとき、 庭の除草、掃除をすべきか、せざるべきか、 ということなのです・・・。 施肥は、庭木に栄養を与える作業なので 庭木の足下にある落ち葉などは、腐葉土になるからそのままでもいいとも言えるのですが ( 実を取るか ) 、 掃除の行き届いた庭とするにはきれいにしたい・・・( 体裁をとるのか ) 。 「庭管理」という立場からすると、 「どっちもありなんじゃないかなぁ」 といつも悩むのです。 こちらは、体裁をとって、掃除してから施肥しました・・・。 考えるゆとりのないくらい忙しいほうが、 脳みそにとっては、楽なんだけどなぁ・・・。