グリーンフィールドえむ 〜恵みの里から〜
冬来たりなば春遠からじ
ニックネーム: えむ
投稿日時: 2014/12/16 02:53

 わぁ〜 師走を迎えてもう半月

 「一年は早い!一日は長いけど・・・」
 なんて言って笑いを誘う熟年の女芸人さん。

 私には一年も一日も早すぎて参ります ~_~;
 
 いつもフェイスブックで近況をご覧くださり
 ありがとうございます。

 あれあれ・・・と、いつのまにか冬に突入してしまい 
 先週まではアレンジ講習で慌ただしい日々でした。
 
 今年も毎日支え、励まし、慰めてくれたえむに咲く花々に
 「ありがとう」「お疲れさま」の思いを込めて
 「来年もよろしくね」「頼むよ(笑)」と言いながら
 丁寧に冬越しの準備をしたいのに、
 なかなか取り掛かれなくてむずむずうずうず。
 雪が積もってしまわないうちに済ませなければ・・・
 切実な時間との闘いです。
               [画像]

 先週、なんとか、講習の合間を縫って、寒空の下、
 溜まった落ち葉の除去、宿根草の枯枝葉の始末、
 休眠期に突入のバラの、葉っぱのカット、
 紫陽花の古葉取り等々を。
 助っ人Uさんが駆け付けてくれて、
 一人より二人の作業は、寒さが軽減に感じ
 何倍もはかどり、あと一息で区切りをつけられそうです。
         [画像]
 害虫に蝕まれ、枯れてしまった松の木は、
 オーナーが一人で二日がかりで切り倒し、
 その後日、トラクターで運び片づけ、別れを告げました。
 門をくぐって右手の草地に佇んでいたあの趣のあるえむの松を
 気にかけてくださっていたお客さまは多く、
 本当に残念で、とても悲しいお別れになってしまいました。

 一生懸命取り組んでいても、報われないこともあります。
 執着をせず、前に進まなければならないことを
 この地で生きながら学んできました。



 忙しい時には時間を作っての気分転換も必要です。
 
 先週土曜日、今年最後の出張での講習を終え
 その後、期日前投票を済ませて、
 夜、公開初日の「ホビット」3部作最終章を観てきました。

 私たち兄妹は、幼い頃はいつも母の本の読み聞かせで
 眠りにつき、育ち、青年期に至るまで、
 たくさんの良き本との出逢いを与えられてきました。

 J・R・Rトールキンの指輪物語は壮大なファンタジーで
 少し大人向けと感じるとても長~い物語。
 厚い文庫本数冊にもおよび
 完読するのにどれほどかかったことでしょう。
 物語の背景は、暗い情景が浮かび、想像力をかきたてても
 なかなか夢の世界は広がりませんでした。
 映画化で、素晴らしい物語だったことを改めて認識しました。
 
 指輪物語前章「ホビットの冒険」はとても読む気持ちになれず
 今回の映画化が初対面 ^_^; でした。

 両親から勧められたたくさんの本が、
 映像化され、公開される度に、懐かしさが溢れ
 改めて親への敬意と、感謝の気持ちが湧いてきます。

 本は、読み手によって感じ方が異なるものですが
 やはり素晴らしいものは、多くの人に感動を与えるのですね。
 
 メジャーな「赤毛のアン」等の名作の数々はもとより
 ちょっとマニアックなCSルイスの「ナルニア国物語」
 メアリーノートンの「床下の小人たち」
         (借り暮らしのアリエッティー)

 翻訳家の中村妙子さんとは特別に親しかったので
 素晴らしい訳書の数々をたくさんご紹介いただきました。

 愛娘は「風立ちぬ」の堀辰雄さんの年の離れた奥さまと
 同じ名前にさせていただきました。

 いぬいとみこさんの「木かげの家の小人たち」は
 信州に疎開した家族と小人のお話。

 まだまだいっぱい・・・

 この数々のファンタジーが、私の、えむの原点です。

 夢や希望を持つことは、前に進むためにとても大事なことです。
 夢や希望は、決して現実離れしたメルヘンチックなことではなく
 物語の主人公も、皆、辛い苦しみを経験しながら希望を持ち続け
 乗り越えて夢を実現していきます。

 冬来たりなば春遠からじ
 季節もいよいよ厳しい冬を迎えていますが
 必ず春は来る!

 春はじっとしていても来るかもしれませんが
 より良い春を迎えられるように、ちょっと努力も必要です。
 努力は大変かもしれませんが、ちょっとの努力でも
 努力あればこその未来があると、私はいつも思っています。

 自分にできることを、精いっぱいしながら
 この時期を過ごしていきたいと思います。
 ・・・・・いたらないことだらけではありますが (~_~;)

 またまた支離滅裂で長〜くなってごめんなさい。
 


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