京都の造園日誌
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こんばんは 今日は久々に事務所を飛び出して現場研修してきました 高橋です 私が設計に関わったお宅でしたのですが、実際に現場に出てみると 造りづらい部分が出てきました。反省… やっぱり、実際に現場を見ていないと、空間のイメージだけで 出来上がるまでの流れが把握できていないとつくづく実感しました 今後も現場に行く機会を増やしていきたいものです
さて、 途中までご報告していたO様邸もいよいよクライマックス! ウッドデッキの板貼りと、水栓や照明の設備、植栽です。
ウリン材の板は等間隔に敷いていくために金属のプレートを 挟みこんでビスを打ってとめていきます ウリン材はメンテナンスフリー なのですが、硬くて重いので加工しづらいのです ウリンの硬さにビスが折れてしまうことも。 なので、ドリルでガイドの穴をあけてインパクトでビスを打つ、 2刀流で板を貼っていきます
次は植栽です 元々植られていた木々のが 水ハケが良くないようでしたので、 植木を根っこから持ち上げて、土の高さを上げて改善していきます まずは元々植えられていた場所からから掘り出してー
環境の変化から元気を無くさないようにまわりの土も一緒に 根っこを部分を縄で巻いていきます
そしてー 土を盛って植えなおしていきます 仕上げに雑草が生えにくいように砂利を敷きました。 川バラスといって、川から取れる砂利なので 見た目としてもやわらかいですね
さて、お待たせしました(?) いよいよ最終形のお目見えです 犬走りからみた感じはこのように 様々なラインが行き交っていますが、すべて植栽帯へと 向かっています
リビングからは植栽帯へとウッドデッキが伸びていきます その先にはアッパーライトを取り付け、 夜は光の演出で目を引きつけられますね
石張りのテラスも今後味わい深くなっていくのでしょうね 壁沿いにはオオトクサを植えました 水栓はマツモト作の枕木を加工した水栓です。 かわいく仕上がってますね 今回もありがたい事に自然素材をふんだんに使わせて いただいた工事をさせていただき、大変充実した日々でした O様、ありがとうございました! ウリン材のアクは大丈夫でしょうか? ちょっとしたトラブルでもお気軽にご連絡くださいね
それでは〜
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