「おかあちゃん、ぼくのことみて。」
一日に10回ずつは言われているかもしれない。
見ているつもりなんだけど
『うん、みてるよ。』と
顔がそちらを向いているだけでは
子供にとっては見ていることにはならないようで
何度も繰り返し言われることがある。
ひとりを見ると、もうひとりも、で
時には両頬を手で挟まれ首がとれそうなくらい。
−『聞く』と『聴く』では全然違って
『聴く』は身を入れて心できくということ。
こどものことばは‘聴き’なさい。−
と言われたことがあるけれど
ちゃんと心で見て
今のこの子たちを心にやきつけておかなきゃなぁ。