庭と私と豆砂利
子育て。〔39〕
ニックネーム: ゆうこ
投稿日時: 2010/07/02 23:06

育児記録を兼ねたブログなので
いつもつまらない内容ですが
今日の記事はさらにつまらない内容ですので
お忙しい方はスルーしてください(笑)

海(かいち)

朝、かいの登園渋りにずっと悩まされてきたけれど
今日、少し変化がありました。

泣いて抵抗するようになってから、あれやこれや
私もいろいろと策を練ったり、何ができるのか
考えたりしてきましたが、
今日、少し見えてきたような気がしました。

親がどうしていいか分からないため
甘えさせてみたり、
厳しく怒ってみたり..
かいも自分の心だけでなく、私に惑わされて
余計に時間がかかってしまったのかも知れません。

『飛ぶ準備』をしている雛に親鳥がすることを
ずっと考えていました。
かいがいしく世話をしてきた親鳥が
ある日雛を巣立たせるときまでに何があるのか。

私は巣から親鳥が突き落としているような感じがして
子供のためとはいえよくそんなことができるなと
思っていました。

でも、私には見えないけれど
『突き放す』のと『そっと背中を押す』の違いが
そこにはあるのではないか..?と思い始めました。

大きな声で「早く!早く!」というのはむしろ逆効果で
初めは「帰って来たら本を買いに行こう」と
約束したところから始まったんです。
その日はしぶしぶ行ってくれてホッとしたけれど
物で釣るのは良くないし、このまま続いたらどうしよう..
と思いました。
でも、違ったんです。
それが、本からお菓子になり、ジュースになり、
キャラメル1個、昨日はぎゅうと抱きしめて10数える
になっていきました。
そうか、踏み出すきっかけを求めているんだ...!
今日も何かを提案するまでは散々暴れていました。
「保育園行くのやだ!!!」
「じゃあ、手を握ってるから10数えたら着替えようね」
というと、素直に「うん。」と言いました。

ただの甘えん坊かも知れません。
いや、ただの甘えん坊だなこりゃ。
でも親バカの私は
そう言って顔を上げたとき、目にいっぱいの涙をためながら
微笑んでみせたわが子に、小さな力を感じました。

くだらない記事ですみません。
そんな事、世のママ達はとっくに気付いているんだと
思いますが...。

『突き放す』と『そっと背中を押す』の違い..。
突き放すとブランコのようにその力で還ってきちゃったけれど
そっと背中を押すことで滑り台のように降りていける。

勇気を出すきっかけをつくり、納得して前に進む。
自分で前に進んだという小さな自信の積み重ねが
大切なんだと、今日のかいの表情から知りました。

昨日、公園で会った同じクラスの子に、こっそり
かいの音体練習の様子を聞いたら、
「かいちゃんはできないからおこられてる」と
教えてくれました。
がんばれ、かい!
かあちゃんは待ってるよ。


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