今週のNHKの『クローズアップ現代』は
興味深い内容でした。
最近になって、北海道などの日本の森林が
イギリスや中国などの企業に買収されていたことが
判明したという内容です。
2年以上も前に買収されていたところもあるそうで
森林売買は行政に分かりにくい仕組みであるようです。
日本では人工林が売り時なのに、林業不振のため
逆に早く山を手放したいという地主さんが増えていることが
外国の投資家が日本の国土を所有していく理由です。
そしてその投資は、木材としてはもちろん
地下水などの水、それから二酸化炭素を吸収するので
排出権取引という、これからのビジネスの可能性を
考えると、今、株に投資するよりもずっとメリットが
あるのかもしれません。
残念ながら(?)日本ではビジネスチャンスとして
とらえられていないのか、中国人のブローカーが
札束を持って走り回っているそうです。
森林に投資する...。
投資という意味じゃなくていいけど
私も森を所有してみたいなぁ。
日本人であろうと外国人であろうと、
森林資源を守りながら有効活用するというのが
これからの地球人だと感じたのでした。