庭と私と豆砂利
子育て。〔66〕
ニックネーム: ゆうこ
投稿日時: 2010/10/15 21:59

「ほんとうに咲くのかな〜、ありがとうの花って。」
と、きいが可愛いことをつぶやいたので
「ありがとうの花?いつ咲くの?」
と、ちょっかいを出したら
「かあちゃんが死んだあとに咲く花さ。」
と言われた。..。

最近のきいは、
「ぼく、おじいちゃんと手をつないで死ぬよ。」
と言ってみたり
いきなり「おじいちゃん、いつ死ぬの?」と
本人に問うてみたり...。

初めは内心、「またヘンなこと言い出したな..。」
と思っていたのだが
きいを観察していると、‘死’ を理解するのに
随分苦労している。
それもそのはずで、姪っ子のしいがやっている
wiiの中のきいは何度空から落ちても出てくるし
やり直せるのだから。

...そんなことを思っていたら、ちょうど届いた
定期購読している『こどものとも』↓

こどものとも11月号

11月号のこの本は、可愛がっていたカマキリが
死んでしまう..という内容のお話だった。

<ある朝、動かなくなっていたので
お墓をつくってあげました。
でも庭にはかんちゃんが産んだかもしれない
カマキリの卵がありました。>..で、おしまい。

(きい)「で?」
(私)「で、おわり。」
(きい)「かんちゃんはどうなったの?」
(私)「かんちゃんは死んじゃったの。」
(きい)「死んでどうしたの?」
堂堂巡りにイライラしたかいが
(かい)「だから死んだら何もなくなるんだよ(怒)!!」
と言ったけど、こっちもどこまで理解しているだろうか。

‘死’ が ‘怖いもの’ とか ‘悲しいこと’ という風に
思うのは、まだ先なのかなぁ。













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