庭と私と豆砂利
子育て。〔68〕
ニックネーム: ゆうこ
投稿日時: 2010/10/23 22:22

今日の午前中は、豆砂利の保育園で講演会があり
園の保護者ではないのですが
一般参加OKということだったので
親友のひだまりママと一緒に行って来ました。

講師は、吉樂 悟先生です。
(小学校校長、教育委員会等を経て現在は吉樂自閉症教育研究所)
テーマは『がまんができる子どもを育てるには』でした。

最近、私は
キレない子に育てるためには
『がまん』をさせなければならない。
そう思いつつも
『自主性』と『わがまま』の区別をつけられずにいました。

これまで心がけてきた『自主性の尊重』と
『がまんさせたい』という気持ちの間にできた隙間が
でこぼこの状態をつくっていると感じ始めていたのです。
親に揺らぎがあるのに、子どもが
「はい、そうですか。前回は良くて今回はダメですか。」
と、言う事をきくはずがありません。

...そんな時に、とても有難い今日のお話でした。
たくさんのお話をしていただきましたが
今の私に最も必要なところをまとめると..

『がまん』は『生きる力』の土台
『愛』と『けじめ』のバランスを。

過ちを犯していないか、親の在り方を見直し、
親もがまんをする。
 @ 過保護(愛の一方通行)
 A 過干渉(信頼不足)
 B 過放任(愛情不足・親の義務放棄)
 C 過期待(感謝不足)
 D 過許可(信頼の与えすぎ) 

『がまん力』をつけるには。
 @ 『自主性』と『わがまま』を見間違えない
 A 友だちと積極的にかかわる
 B ものを『待つこと』を大切にして与える
 C お手伝いは早くから、そして習慣化を
 D 子どもとの意見の折り合いをつける
 E 困る体験をたくさんさせる

態度は一貫して大事なポイントだけ叱る。
 @ 自分の命を粗末にしようとした時
 A 人に怪我をさせた時・傷つけた時
 B 人のものをとった時
 C 嘘をついた時
 D 仲間はずれにした時

以上、自分が忘れないようにまとめると
こんな感じの内容です。

さて、私は豆砂利の進む道を
どんな道にしてあげられるでしょうか。

でこぼこ道を少しでも丈夫にするために
春までの半年弱を不陸整正の期間にして
就学前までの年長の1年間で
上層路盤までを目標としました。
その先は、私が何だかんだ言っても、考えても、
子ども達は勝手に歩き出してしまいそうなので。

それにしても、
吉樂先生にしろ、ひだまりママ(実は教諭)にしろ、
園の先生方にしろ、こんなに一生懸命子ども達のことを
考えてくれてると思うと
親として、こんなに心強いことはありません。

自分に納得がいく施工(←後悔しない子育て)
ができるように、私もがんばらなきゃ。

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