今日の午前中は、豆砂利の保育園で講演会があり
園の保護者ではないのですが
一般参加OKということだったので
親友のひだまりママと一緒に行って来ました。
講師は、吉樂 悟先生です。
(小学校校長、教育委員会等を経て現在は吉樂自閉症教育研究所)
テーマは『がまんができる子どもを育てるには』でした。
最近、私は
キレない子に育てるためには
『がまん』をさせなければならない。
そう思いつつも
『自主性』と『わがまま』の区別をつけられずにいました。
これまで心がけてきた『自主性の尊重』と
『がまんさせたい』という気持ちの間にできた隙間が
でこぼこの状態をつくっていると感じ始めていたのです。
親に揺らぎがあるのに、子どもが
「はい、そうですか。前回は良くて今回はダメですか。」
と、言う事をきくはずがありません。
...そんな時に、とても有難い今日のお話でした。
たくさんのお話をしていただきましたが
今の私に最も必要なところをまとめると..
『がまん』は『生きる力』の土台
『愛』と『けじめ』のバランスを。
過ちを犯していないか、親の在り方を見直し、
親もがまんをする。
@ 過保護(愛の一方通行)
A 過干渉(信頼不足)
B 過放任(愛情不足・親の義務放棄)
C 過期待(感謝不足)
D 過許可(信頼の与えすぎ)
『がまん力』をつけるには。
@ 『自主性』と『わがまま』を見間違えない
A 友だちと積極的にかかわる
B ものを『待つこと』を大切にして与える
C お手伝いは早くから、そして習慣化を
D 子どもとの意見の折り合いをつける
E 困る体験をたくさんさせる
態度は一貫して大事なポイントだけ叱る。
@ 自分の命を粗末にしようとした時
A 人に怪我をさせた時・傷つけた時
B 人のものをとった時
C 嘘をついた時
D 仲間はずれにした時
以上、自分が忘れないようにまとめると
こんな感じの内容です。
さて、私は豆砂利の進む道を
どんな道にしてあげられるでしょうか。
でこぼこ道を少しでも丈夫にするために
春までの半年弱を不陸整正の期間にして
就学前までの年長の1年間で
上層路盤までを目標としました。
その先は、私が何だかんだ言っても、考えても、
子ども達は勝手に歩き出してしまいそうなので。
それにしても、
吉樂先生にしろ、ひだまりママ(実は教諭)にしろ、
園の先生方にしろ、こんなに一生懸命子ども達のことを
考えてくれてると思うと
親として、こんなに心強いことはありません。
自分に納得がいく施工(←後悔しない子育て)
ができるように、私もがんばらなきゃ。
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