暑い熱い夏も終盤に差し掛かって来ましたが、 そんな中でもず～っと元気に咲いてるお花、【マリーゴールド】（他所のお庭でね）。 私はこのお花を見るたびに思い出す出来事があるんです。 それはそれは随分昔の若かりし日の話でございます。 子育てに必死でお花作りどころでは無かった頃（マンション暮らし）、 お隣の奥さんと井戸端会議に花を咲かせていると、 お隣のお宅の小さな花壇に何かの芽が出ていたのに気づいたんです。 私 ：「何のお花植えたん？」 奥さん ：「花なんか植えへんよ、興味もないのに・・・」 私 ：「ほな、何処からか種が飛んで来たんやね、どんなお花が咲くんやろね？」 奥さん ：「そうやな、興味無いけど暫く様子見て見るわ」・・・ そんな会話をしてからどのくらい経った頃でしょうか。 草丈5㎝程の大きさに成長した姿を見ながら、 私 ：「これ、やっぱりマリーゴールドと違う？」 奥さん：「お花に興味ないから名前も形も知らんねん、ようお花育てんから抜こうかな～」 私 ：「いや、折角根付いたんやから放っててもお花咲くかもよ～？」 なんて会話をしていたら、そこのご主人がいらして、 ご主人：「これは山椒の木やな・・・鳥が種落として行ったんやで～・・・」 私 ：「えっ、これマリーゴールドと違う？ 木と草じゃ大きな違いやでぇ～、どう見ても草やって～!」 ご主人：「いや～、山椒やって! それなら、葉っぱちぎって叩いてみ？ 俺、この前葉っぱちぎって叩いてみたんやけど、 山椒の香りがプンプンするもん!・・・間違いないって～!!」 そして、御主人は得意げに葉っぱをちぎり、 手のひらに乗せると「パンパンッ」と葉っぱを叩くと、深く息を吸った後、 その葉の匂いを「これでもかっ!」と言うほど吸い込んで、恍惚の表情を浮かべておりました。 私はその後、その花の事には触れずにいましたが、 それから2～3週間後に、このオレンジ色のお花が咲いていた事を覚えています。 それからというもの、ご主人がこの花ネタで私にいじられたのは言うまでもない。。。 （とっても仲良くさせていただいたから出来る笑い話なんですけどね） そんな事があったせいで、未だにこのお花を見ると、一人ほくそ笑んでしまう私です。 Ｔ
何処から来るん？その自信。。。
何処から来るん？その自信。。。