先日園芸店で一目惚れで買ってきたお花のご紹介です。
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ラベルには「那賀川菊 桃色つぼみ」とあって、
なるほど、お花は見た目真っ白なのにつぼみと花弁の裏は桃色をしています。
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この楚々としたお姿、綺麗ですね。
この菊の花は、徳島県の那賀川とその支流である日和佐川にのみ生育する固有種で、
日本産のキク属では分布域がもっとも狭く、今は絶滅危惧U類の菊だそうです。
生育地はキク属には珍しい渓流地で、大雨が降ると水につかるような場所だとか。
このような渓流沿いの植物は、水の抵抗を弱くするため葉が細くなっているのが特徴らしく、
那珂川菊は枝分かれが多く葉が細く葉の表面に短毛が生え、
葉の先は3列してくさび形をしています(写真左側)
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普通の菊の葉に比べると、やはり細いですね。
開花時期は10月下旬〜12月頃で高さ40〜60aぐらいまで育つそうです。
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一見、菊というよりも白いマーガレットのようで、
洋風ガーデンでも違和感を感じない花姿です。
野菊の繊細で優雅な花姿にノックアウトされた私です。
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