昨日の続き・・・ 山の麓の散策で、こんなものも発見しましたよ〜。 フユイチゴ(冬苺)の実です。 フユイチゴ(冬苺)は、バラ科キイチゴ属の常緑つる性低木で、 地面を匍匐しながら伸びてゆきます。 フユイチゴ(冬苺)は、夏の終わり頃、9月から10月頃にちいさな白い花をつけ、 花が終わると、フユイチゴ(冬苺)という名前の通り、 11月終わり頃から年明けの1月頃までの寒い季節に赤い果実をつけます。 ?十年ぶりに見たフユイチゴ(冬苺)の実は、まるでルビーのように輝いていて、 懐かしさと甘酸っぱい思い出が甦って来ました。 幼い頃、友達と一緒に山へ行ってはフユイチゴ(冬苺)を探し、 大きなツワブキの葉を丸めて作った器に摘み取ったフユイチゴ(冬苺)を入れて、 集まったら一気にむさぼってた記憶が・・・・ 今から考えるとまるで野ザルのようだけど、 私にとっては貴重なおやつだった気がします。 特に美味しい訳じゃないけど、 野生の果実は市販の果実では味わえない独特な、 「天然の味?」「野性的な味?」があるのですが、 その記憶は幾つになっても消えないものとなっているように思います。 と言って、そのフユイチゴ(冬苺)の味ってどんな味?と聞かれても、 甘酸っぱい味としか言えないんですけどね(笑) でも、今考えると、 今ほど食べ物や薬品も豊富でなかった時代に、 ビタミンCが豊富であろうフユイチゴ(冬苺)をむさぼっていたのは 風邪の予防になっていたのかも知れないですね(笑) T