今が旬の春菊を使った一品です。 今日はサツマイモと干しエビ、春菊でかき揚げにしてみました。 この春菊、関西では、菊の葉に似ていることから「菊菜」とも呼びます。 原産地は地中海沿岸で、ヨーロッパでは観賞用に栽培されているそうで、 野菜として食べるのは、日本をはじめアジア諸国だけだそうです。 春にこんな黄色い可愛いお花を咲かせますU+21CA 代表的な栄養素カロチンはホウレン草や小松菜以上含まれていて、 カロチンは体内でビタミンAとなり、目の健康を保ったり、 粘膜を丈夫にして病気への抵抗力を高める効果があります。 ビタミンAに変換しないカロチンは抗酸化作用の働きがあり、 がんや動脈硬化の予防にもつながります。 その他、ビタミンB1・B2・B6、ビタミンCも多く、 皮膚を若々しく保つなど、ストレスに強い体を作る働きをしてくれます。 また、造血作用のある葉酸や高血圧を予防するカリウム、 老化を予防するビタミンE、骨や歯を丈夫にするカルシウム、 貧血を予防する鉄など、ビタミンやミネラルもたっぷりと含んでいます。 そして、独特の香りは胃腸の働きを高め、 カルシウムとともに精神を安定させ、咳やタンを鎮める働きがあり、食物センイは便通を整えます。 ビタミンB2は脂肪の分解を助けるので肥満予防も期待できるとか。 効果的な調理ポイントとしては、 ▽さっとゆでて水にさらして色止めする時は、 長く漬けているとビタミンCが流失してしまうので、短時間で水から上げる。 ▽春菊のビタミンCは壊れにくいので鍋物や汁物に向くが 加熱しすぎると栄養素が失わるので注意(短時間が勝負ね) ▽カロテンは油と一緒に取ると吸収率が高まるので、かき揚やソテーがおススメ。 ・・・という事で、ちょっと香りに癖のあるお野菜ですが、 見かけによらず?栄養価の高いお野菜です。 かき揚げにすれば匂いも少なく、春菊が苦手な人でも食べられる・・・と思います。 是非、一度お試し下さいまし〜。 *味の苦情は受付け致しません はははっ。 T