京都のhory garden日記(旧)
今日の一品。
ニックネーム: hory garden(旧)
投稿日時: 2011/12/20 11:59

今が旬の春菊を使った一品です。

今日はサツマイモと干しエビ、春菊でかき揚げにしてみました。



この春菊、関西では、菊の葉に似ていることから「菊菜」とも呼びます。

原産地は地中海沿岸で、ヨーロッパでは観賞用に栽培されているそうで、

野菜として食べるのは、日本をはじめアジア諸国だけだそうです。

春にこんな黄色い可愛いお花を咲かせますU+21CA



代表的な栄養素カロチンはホウレン草や小松菜以上含まれていて、

カロチンは体内でビタミンAとなり、目の健康を保ったり、

粘膜を丈夫にして病気への抵抗力を高める効果があります。

ビタミンAに変換しないカロチンは抗酸化作用の働きがあり、

がんや動脈硬化の予防にもつながります。

その他、ビタミンB1・B2・B6、ビタミンCも多く、

皮膚を若々しく保つなど、ストレスに強い体を作る働きをしてくれます。

また、造血作用のある葉酸や高血圧を予防するカリウム、

老化を予防するビタミンE、骨や歯を丈夫にするカルシウム、

貧血を予防する鉄など、ビタミンやミネラルもたっぷりと含んでいます。



そして、独特の香りは胃腸の働きを高め、

カルシウムとともに精神を安定させ、咳やタンを鎮める働きがあり、食物センイは便通を整えます。

ビタミンB2は脂肪の分解を助けるので肥満予防も期待できるとか。

効果的な調理ポイントとしては、
▽さっとゆでて水にさらして色止めする時は、
 長く漬けているとビタミンCが流失してしまうので、短時間で水から上げる。
▽春菊のビタミンCは壊れにくいので鍋物や汁物に向くが
 加熱しすぎると栄養素が失わるので注意(短時間が勝負ね)
▽カロテンは油と一緒に取ると吸収率が高まるので、かき揚やソテーがおススメ。



・・・という事で、ちょっと香りに癖のあるお野菜ですが、

見かけによらず?栄養価の高いお野菜です。

かき揚げにすれば匂いも少なく、春菊が苦手な人でも食べられる・・・と思います。

是非、一度お試し下さいまし〜。

      
*味の苦情は受付け致しません   はははっ。

                                     T


前ページへ | 次ページへ
コメント(1) | コメントを書く
足あと
このブログのトップへ